当院のインプラントの特徴

日本におけるインプラントの第一人者に師事

インプラント歯科医:院長:加藤泰一郎

当院の院長は、1998年より日本のインプラントの第一人者「波多野尚樹」先生に師事。日本国内に数多くの門下生ドクターの実力者を輩出しており、院長の加藤もその一人です。まだ歯科インプラント治療が世間に広く認知される前の時代から、数多くのインプラント治療の経験と実績を積んでおります。

現在、多くの歯科医師がメーカー主導のもと、インプラントに手を出す時代になりましたが、「ローマは一日にして成らず」です。インプラントは1日2日で修得できる簡単なものではありません。安全で長持ちするインプラントをお望みであれば、しっかりとした経験と実績のあるドクターをお選びください。

前歯のインプラント症例

主訴 前歯をぶつけ手抜け落ちた。
診断名 前歯外傷・歯根破折
初診時年齢/性別 40歳女性
治療期間 6ヶ月
費用 インプラント:40万円×2=80万円(税別)
リスク副作用等 インプラントのリスク・副作用について

歯科用CT撮影と術前の診査・診断

歯科用CTスキャン

当院では、院内に歯科用CTスキャンを設置。現代のインプラント治療において歯科用CTはなくてはならないものになりました。インプラントの術前診査や安全にインプラントを埋入するためのガイド製作に役立てています。

⇒詳しくは歯科用CT・フラップレスインプラントのページ をご覧ください。

痛みや腫れを極力抑えた5つの工夫

無痛麻酔

患者さんがインプラント治療でよくご心配になる項目の一つに痛みがあります。インプラント1本にかかるお身体の負担は、抜歯1本と同等、もしくはそれよりも少ないと言われています。

ですが、当院では極力痛みや腫れを抑えるため、主に以下の5つの工夫をしております。

①術前の丁寧な3種類の麻酔

インプラント治療をする前に、3種類の麻酔を使い分けております。

  1. 表面麻酔…歯ぐきの表面にジェル状の麻酔液を塗り、針の刺激を和らげます。
  2. 浸潤麻酔…一般歯科治療でも使われる局所的な麻酔です。
  3. 伝達麻酔…アゴの神経に直接届かせる方法で、広範囲にわたり麻酔が効きます。
  • 表面麻酔
    ▲表面麻酔
  • 33G(ゲージ)の極細針
    ▲33G(ゲージ)の極細針
  • 自動麻酔注射器
    ▲自動麻酔注射器

さらに麻酔針は極力細い33G(ゲージ)の数値の針を使用し、一定の圧力と速さで麻酔液を注入する自動麻酔注射器を使用し、麻酔時の痛みも軽減する工夫をしております。

②術中のリラックス治療

術中は、なるべくリラックスしていただくために、少量の笑気ガスと多くの酸素を鼻から吸入していただいております。痛みがさらにやわらぎ、不安や怖さを感じなく気持ちよく治療が受けられるものです。吸入を止めると、すみやかに元の状態に戻り、子どもでも受けられる安全な方法です。

  • 笑気鎮静法
    ▲笑気鎮静法でリラックス
  • 酸素ボンベ
    ▲酸素ボンベを配備
  • 麻酔科医
    ▲麻酔科医による麻酔も

また麻酔科医のドクター立ち会いのもと、眠っている間に治療をお受けいただける静脈内鎮静法もオプションでご用意しております。

③歯茎を切らない無切開治療(フラップレス)

歯茎を切らない無切開治療(フラップレス)

今までのインプラント治療は、歯ぐきをメスで切ってからインプラント体を埋入する方法が主流でした。当院では、歯ぐきを切らずに、小さな穴を開けて直接インプラントを埋入する方法も行っております。

これにより出血や痛み・腫れが劇的に抑えられます(この方法は適応症例が限られます)。

⇒詳しくは歯ぐきを切らない・腫れないフラップレスインプラントのページ をご覧ください。

④術後の痛み止めのお薬

術後も痛みはないのか?というご相談もお受けすることがあります。傷口を極力抑えたインプラント治療を行っていますので、ひどい痛みが出ることはありませんが、ご心配な方は痛み止めを服用していただいております。

⑤歯科用ヤグレーザーでの治癒促進(傷口を早く治す)

歯科用ヤグレーザーでの治癒促進

当院では歯科用ヤグレーザー機器を導入しています。 傷口を早く治す(治癒促進)ために使用しております。

レーザーもレーザー麻酔や痛みを抑える無痛治療の一つとして、歯科医院では積極的に導入が広がっております。

1日で歯が入る即日インプラント

1日で歯が入る即日インプラント

歯科技工士が製作したキレイなブリッジを数本のインプラントで固定する1日で歯が入る即日インプラント治療も行っております。

⇒詳しくは即日インプラント治療・オールオン4のページ をご覧ください。

難症例の方・他院で断られた方でも

難症例インプラント

一般的にアゴの骨が薄い・高さ・厚みが足りないといった方は一般歯科医院では、インプラントを断られる場合があります。

当院では、そのような方でもアゴの骨の量を回復させる骨造成治療や傾斜埋入法等でインプラント治療を可能にします。いわゆる難症例の方でもお気軽にご相談下さい。

当院での骨造成テクニック

骨造成テクニック
  • ソケットリフト
  • サイナスリフト
  • GBR

オペ室と院内感染防止・滅菌管理

インプラントは外科手術ですので、一般医科の手術と同じように手術器具の徹底した滅菌処理、ドレープキット(手術用の無菌布)、清潔域不潔域の区別、等がかかせません。当院では個室の手術室でインプラント治療を行い、これらを徹底し感染防止につとめています。

  • 手術室
    ▲手術室を設置
  • 器具滅菌
    ▲器具は徹底した滅菌処理
  • ドレープ
    ▲術者側・患者側のドレープ

ただ医科用のこれぞ手術室というような部屋は逆に怖がられる方も中にはいらっしゃいますのでなるべく一般診療室に近いような空間づくりの部屋にしております。チェアは人間工学に基づいて作られた座り心地・寝心地のよいドイツ製(シロナ社)の診療ユニットを採用しています。

手術室に配備している機器など

  • 生体情報モニター
    ▲生体情報モニター(心電図)
  • インプランター
    ▲インプラント埋入用エンジン
    (予備機含め3台所持)
  • 無影灯
    ▲無影灯
    (手元に影で死角が
    出ないよう明るく照らす)

よくある質問Q&A

インプラントの治療期間はどの位ですか?
大体3か月~6か月位です。
骨の状態、インプラントの本数、箇所、治療法、によっても個人差があります。骨の硬さによりますが、その日のうちに歯が入る即日インプラントの方法もあります。
インプラント治療が終了するまでの治療期間は、歯がないのですか?
インプラント手術後、仮歯を入れることができます。前歯など見た目も日常生活に支障をきたすことなくお過ごしいただけます。術後はすぐに硬い食べ物を噛まないようお気を付けください。
インプラント治療は痛みや腫れを伴いますか?
本数にもよりますが、痛み止めで治まる程度がほとんどです。全く腫れないということはありませんが、痛みや腫れを軽減する方法もあります。

インプラント治療の流れ

1日で歯が入るインプラントの治療工程をご紹介します。

STEP1. カウンセリングと治療計画

インプラント治療

まずは治療についてのカウンセリングを行います。あごの状態のレントゲンや、口の中の衛生状態を調べるなど十分な診察と綿密な治療計画を立てた上で、患者さんに合わせた治療を進めていきます。

↓次へ

STEP2. 一次手術:フィクスチャー埋め込み

インプラント(人工歯根)

必要な検査や治療を行った後にフィクスチャー(歯の根の役割をする純チタン製のネジ)の埋め込みとなります。
局部麻酔をして、新しい歯の土台となるチタン製のインプラントをあごの骨に埋入します。手術の翌日には通常の生活ができます。

↓次へ

STEP3. 治癒期間

歯と結合したインプラント(人工歯根)

インプラントを埋め込んだ後、オッセオインテグレーション(インプラントと骨が結合すること)を待ちます。
通常インプラントとあごの骨が結合するのには3~6ヶ月間かかりますが、この間は仮の義歯を使用することができます。

↓次へ

STEP4. 二次手術:アバットメント連結

アバットメント粘膜貫通部

インプラントが完全にあごの骨と結合したら、ヒーリングアバットメント(歯冠の土台)を連結します。これは粘膜貫通部品といって、歯を支える直接の支点となります。
この状態で歯肉が治癒するまで、個人差はありますが、1~6週間程度待ちます。

↓次へ

STEP5. 義歯を作る

人工歯冠、アバットメント

歯肉が盛り上がり治癒するのを待って、義歯を作るための型を取ります。歯の形や色などを決めて、歯の欠損などを人工的に補う補綴物を作るのです。それが完成したら新しい義歯をチタン製インプラントに装着し、インプラントは終了です。
その後は定期的に検診が必要となります。

インプラントはこんな治療に最適です

綿密な治療計画を立て、患者様一人ひとりに合わせた適切な治療をいたします。

単独歯:1本だけ歯を失った方

先天的に歯の少ない方や事故などで歯を一本だけ失った場合、インプラントを一本埋め込み修復する方法が最適です。
ブリッジのように周囲の健康な歯を削って治療する必要がありません。
インプラントは失った天然の歯およびその歯根の代わりをします。

1本だけ歯を失った方のインプラント例

複数歯:歯を数本失った方

歯周病や虫歯などが理由で歯を失った場合、インプラントを数本埋め込み修復する方法が最適です。
単独歯の場合と同様、ブリッジや部分入れ歯のように周りの健康な歯に支えてもらう必要はありません。

歯を数本失った方のインプラント例

上顎または下顎の歯を完全に失った方

このインプラント治療は、もともとは歯が一本も無い方のための効果的治療法として取り入れられてきました。総入れ歯は短期的に見ると良い解決方法かもしれませんが、長期的に考えた場合あまり良い方法とは言えません。(詳しくは下記「インプラントの利点・他の治療との違い」もご参照下さい。)

上顎または下顎の歯を完全に失った方のインプラント例

インプラントの利点・他の治療との比較

安心の最新技術で、患者さんに合わせた最良の治療をいたします。

インプラントの利点

  • 歯を失ったことによる食べ物の制限・不快感など、様々な不満や問題を解決します。
  • 義歯がしっかり固定されるので、入れ歯による「すべり」や「ずれ」がありません。
  • 噛む機能が回復しバランスの取れた献立を楽しむことができますので、レストランや旅行先など人前でも気にすることなくお食事が楽しめます。
  • 天然な歯との区別が難しいほど、自然な仕上がりです。
  • その他の治療法と比較しても、お手入れが非常に簡単です。

他の治療法との違い:入れ歯

人間の顎は支柱の歯の役割をしていた歯根を失うと、あごの骨もだんだん縮んできてしまいます。このため入れ歯を作った当初はぴったりでも時間が経つにつれ、次第に緩んで使い心地が悪くなって来てしまいます。
また骨を失うことにより、顔の形に影響してくる場合もあります。

その点インプラントの場合、顎の骨と一体化するため骨を丈夫にし、義歯をしっかり支えるので安心です。口を大きく開けると入れ歯が飛び出してしまうのではないか、口臭が気になる、といった不安な気持ちを感じることもありません。

他の治療法との違い:ブリッジ

ご自分の歯が数本残っている方なら、その残っている歯を利用し固定式のブリッジをはめる方法もありますが、その場合健康な周りの歯を削らなければならないとうデメリットがあります。
また削られた歯は痛みやすく、この歯がだめになってしまったら、さらに大きな範囲のブリッジに作り替えなくてはならない場合もでてきます。
インプラントなら、ブリッジや部分入れ歯のように周りの健康な歯に支えてもらう必要はありません。

インプラント・オールオン4・骨造成治療の治療内容・リスク副作用などについて

  • 歯科インプラントとは歯を失った場所に対し、チタン製金属のインプラント(人工歯根)を埋入固定し、その上に被せ物(上部構造・クラウン)を固定し、咬み合わせ等の口腔機能や見た目を回復する歯科口腔外科手術です。
  • インプラント治療は健康保険が効きませんので自費診療となります。
  • 歯科インプラントは外科手術を伴います。
  • 手術後の腫れ・痛みを伴うことがあります。個人差がありますが、痛み止めや抗生剤をお出ししております。一時的なもので、多くの場合2~3日で治まります。
  • インプラントを固定するために骨造成治療が必要となることがあります。その場合、別途骨造成の費用がかかります。また骨造成治療後、骨ががしっかりと作られるまで3~6ヶ月間の治癒期間が必要です。骨造成が先に必要となる場合、インプラントがすぐに埋入できないことがあります。
  • 歯周病のある方、心疾患、骨粗鬆症等、内科的な疾患のある方は、インプラント治療が適さないケースもあります。また普段服薬しているお薬等も治療に影響する事があります。
  • 免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病の発生リスクの高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態の悪い方や、あごの骨が足りない方、喫煙者の方は、インプラント治療がすぐにできない事があります
  • 血管損傷・神経麻痺のリスクが伴います。これは血管や神経が「ドリル」や「インプラント自体」によって損傷することで起こるリスクです。インプラント手術の検査~計画を入念に行うことでこのトラブルを回避できます。起こった場合は、回復に数日~数週間の時間が必要です。
  • 上顎にインプラントを埋入する際は、上顎洞膜を破る可能性があります。その場合、他に埋めることが可能な場所を検討します。手術後に抗生剤を服用する事で感染予防をし、膜が自然にふさがるまで治癒を待ちます。
  • お身体の状態や細菌感染により、術後インプラントが骨と結合しない場合があります。この場合、原因を取り除いてご希望により再治療を行います。
  • 口腔内の衛生状態が悪い方、歯ぎしり、くいしばりの強い方はインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)を引き起こす可能性があります。日ごろから丁寧なメインテナンスが必要となり、咬合調整やナイトガード(マウスピース)の装着も必要になる場合があります。
  • 骨の成長途中になるお子様(およそ18歳未満の方)、妊婦の方はインプラントが受けられません。

当院では、上記のようなリスクや副作用が起こらないよう、事前診査・診断、治療計画をしっかりと行い、安全性を期したインプラント治療を心がけております。

042-366-6480

[月・金]9:30-13時 / 14-19時 [火・木]9:30-13時 / 14-20時
[水]9:30-13時 / 14-18時 [土]9:30-13時 / 14-17時
[日・祝] 休診 ※最終受付時間は終了30分前

診療時間

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